2016年1月9日(土) 《和歌山小旅行:2日目の13》トランプとレディーは海遊びのあと、
番所山(ばんしょやま)公園をお散歩しています。
ここは知の巨人、南方熊楠(みなかた・くまぐす)ゆかりの地であり、公園内に
南方熊楠記念館もあります。
(記念館は今年の末ごろまで新館建設のために休館中です。)
そして、園内には彼の著作「十二支考」にちなんで十二支の木像が置かれています。
今年の干支、申の木像と記念撮影をしてみました。

展望台から海を眺めました。

公園内にところどころ謎のペンギン(?)の絵がありました。
(帰ってから調べてみると「
白浜お散歩ペンギンクイズラリー」というイベントで使われたもののようです。)

入り口近くの展望台からも海を眺めました。
さっき遊んでいた海岸が正面に見えます。また、連れてきてあげようね。

このトンネルを抜けると、まもなく駐車場。
今から例によって農産物直売所に立ち寄りながら大阪へ帰ります。

さて、帰ってから「十二支考」の「猴(さる)に関する民俗と伝説」の項を読み返してみました。
歴史学、言語学、生物学、古文や諸外国語の素養など総合科学者とでもいうべき「博物学者」の知性がきらめいていて...
久しぶりに時を忘れて読みふけりました。
カール・マルクスを「猿」の洒落でさらりと「ディスって」いたりして...

「青空文庫」さんでも読めますので、お時間のある方はどうぞ。