2019年11月5日(火) 《四国旅行 2日目:四万十町 その8》四万十川の河畔で存分に遊んだあと...
トランプとレディーは車で20分ほどのところにある「
轟(とどろき)公園」へやってきました。

この公園には高さ5mの巨大な石の風車があります。
わずかな風でも回るそうですが、あいにくこのときは無風でした。ちょっと残念。

するとトランプが、動かない風車のかわりにゴロンゴロン。

そういえば...
四万十川で水遊びをしたときには周辺にゴロンゴロン向きの芝生がありませんでした。

この芝生で清流、四万十川で水遊びができた感動を表現しているのかもしれません。


轟公園から車で1分。
「
道の駅 四万十大正(たいしょう)」へ。
この道の駅からも階段で四万十川へおりることができるので、トランプの先導で川の方へ。

トランプはうれしそうに流れる水を眺めています。



四万十川のすぐそばまでおりてきましたが大きな岩ばかりで足場が悪く、水辺へは近づきませんでした。




階段ののぼりおりで渇いたのどに、高知産の黄金生姜を使ったジンジャーエール。
さわやかにおいしー。

まだ明るいうちに、今夜もお世話になる「
宿泊処 松葉川屋(まつばかわや)」さんに到着。
夜のお散歩では、大阪で見るよりもたくさんの星が見える兵庫県の自宅の夜空よりも、はるかにたくさんの星が見えました。(意味の分かりにくい悪文の例。)
宿の方のお話では明朝は霜がおりるかもしれないとのこと。
この雲ひとつない夜空へ壮大な放射冷却が起こることでしょう。
あたたかいお部屋に戻って...おみやげに買ったものを少しご紹介。
これは「道の駅 四万十大正」で見つけた蕎麦の実。
今は新蕎麦の時期で、少し緑がかっているのが楽しいですね。

言うまでもありませんが高知は生姜の名産地。
昨日、今日と車で走った国道沿いでも、何度も農家の方が生姜畑で収穫しておられる光景を見かけました。
「松葉川屋」さんの周囲にも収穫を終えたばかりの生姜畑が広がっています。
四万十町の農産物直売所や地元スーパーなどあちらこちらで新生姜を買い求めましたが、私たちがふだん手に入れている生姜が平面的に感じられるほど、「球体」のような形に膨らんでいます。
(帰宅後、調理すると香りと辛みが鮮烈!思った通り最高の品質でした。)
なお、左側の色の濃いものは古根生姜(ひねしょうが)です。念のため。

他には、ちょうど新米の季節ということで、四万十地域で栽培されているいろいろな品種の「
仁井田米(にいたまい)」をゲットしました。
ということで...
今日はよく遊びました。
みんなあっという間に夢の中です。
《蛇 足》
高知県には四万十市と四万十町が「隣接」しています。
旅行者の混乱を避けるためか、道路案内標識にも「四万十市 旧中村」、「四万十町 旧窪川」と古くからの地名が併記してありました。(それでも他県の人にはわかりにくいですが...)
町村合併によって、四万十市は2005年に、四万十町は2006年に成立。
四万十町は四万十川の上中流域、四万十市は中下流域にあります。
(四万十市は一時、夏の日本最高気温を記録したことでも有名になりました。)
上流から河口まで1つのダムもない日本唯一の自然のままの川、四万十川。
その「四万十」という名称を新しい市や町につけたいというお気持ちは理解できます。
今回、私たちは「四万十町」だけを旅しましたが、四万十川のより上流域にある場所を選んだだけで他意はありません。
そのうち「四万十市」にもお邪魔したいと思っています。
《蛇足の蛇足》
同名の市と町が「隣接」しているのは、日本でここだけだろうと思っていたのですが...
他に、北海道の釧路市と釧路町、福井県の越前市と越前町があるそうです。