2020年9月14日(月) 《その4》午後5時ごろ...レディーが『お散歩に行きたい。』アピール。

あと1時間もすれば太陽が沈んで涼しくなるということを真剣に説明しましたが...
『それでも、お散歩に、行きたい!』

ということで...お散歩に出発。
ほぼ真横から照りつける太陽で目を開けていられません。







ご近所をひとまわりして帰ってきました。


この笑顔は...

満足したようです。

庭ではオシロイバナが満開。
ひとつの株にピンクの花、黄色の花、そしてピンクと黄色が混ざった花などあってきれいです。

《蛇 足》
オシロイバナの花の色については、メンデル先生の優性の形質と劣性の形質を表すものの比が3:1になるというような古典的遺伝学では説明がつかないのだそうです。
それが学問的に説明できるようになったのは20世紀の後半にDNAの二重螺旋構造が解明されて以降とのこと。
DNAの上を移動する遺伝子があって、それが花の発色を司る部分に割り込んで発色を妨げたり、また元の位置にもどって発色を妨げるのをやめたりするややこしいやつで...
その移動する遺伝子が動き出して発色を司る遺伝子に作用するタイミングが、受精した卵細胞の細胞分裂のどの段階かによって、オシロイバナの複雑な花の色(本当はがくですが)の咲き分けの原因になるのだそうです。
子供のころから見慣れているありふれた花にも人間には解明できないことが隠れていたんですね。