
2018年11月7日(水)
トランプとレディーは朝の運動に広い野原へやってきました。

トランプはいつものように、鯉さんたちにごあいさつ。

広い野原でひと休みしました。


トランプは体力的にはハードだった四国旅行の疲れもみせず、元気です。

レディーは...

少々お疲れのようです。


『ちょっと、しんどい。』





空気は冷たいのですが、陽ざしがあたたかくて快適。

トランプとレディーはもう少しのんびりしてから帰ります。
《蛇 足》
この記事のタイトルについてですが...
まず、船場(せんば)言葉、つまり大阪の昔の商家で用いられた言葉では「いとはん」は「お嬢さん」の意味、そして「こいさん」は「末のお嬢さん」の意味です。
私〔夫〕の愛読書、牧村史陽(しよう)先生の「大阪ことば事典」によると...
イトハン(名) お嬢さん。「いとけない」または「いとし児」の「いと」から出たものであろう。〈中略〉また、トウサンともいう。そして、その数が多くなってくると、姉イトハン・中イトハン・小イトハンと区別する。〈後略〉
コイサン(名) 末のお嬢さん。こいとさんの略。〈中略〉また、コイチャンとも。
と明確な語義の説明があります。
ちなみに...「様」の転訛である「ハン」の上にくる語の語末の音にはルールがあって、トウサンを「トウハン」、コイサンを「コイハン」とは言いません。
ご興味のある方は上記の「大阪ことば事典」、「ハン」の項をご参照ください。(谷崎潤一郎さんの「細雪」での誤用を指摘している有名な項です。)
ところで...私自身は船場言葉ネイティブではありませんが、「ハン」の使い分けなどが自然にできるのは小学生のころに白黒テレビで見た「番頭はんと丁稚どん」のおかげだと思います。(この番組の「崑松」役で大村崑さんが絶大な人気を得ました。)
きっと、脚本家の花登筐(はなと・こばこ)さんが船場言葉に通暁しておられたのでしょう。
「番頭はんと丁稚どん」の後、当時のテレビっ子たちは藤田まことさん主演の「てなもんや三度笠」に夢中になったものです。
脚本は「香川登志緒(かがわとしを)」さんが中心でした。晩年、香川登枝緒と改名なさいましたが、テレビのバラエティー番組にも出演されるようになり、上方の演芸や文化についての豊富な知識には感嘆しました。
そうそう、お店の前の柳の木が目印の、道頓堀(どうとんぼり)にあるお蕎麦屋、「今井」さんに入って夫婦で食事をしているとき、おひとりでお食事をなさっている香川登志緒先生を見かけたことがあります。
おいしそうに「おでん定食」をお召し上がりでした。
なつかしー。
トランプとレディーは朝の運動に広い野原へやってきました。

トランプはいつものように、鯉さんたちにごあいさつ。

広い野原でひと休みしました。


トランプは体力的にはハードだった四国旅行の疲れもみせず、元気です。

レディーは...

少々お疲れのようです。


『ちょっと、しんどい。』





空気は冷たいのですが、陽ざしがあたたかくて快適。

トランプとレディーはもう少しのんびりしてから帰ります。
《蛇 足》
この記事のタイトルについてですが...
まず、船場(せんば)言葉、つまり大阪の昔の商家で用いられた言葉では「いとはん」は「お嬢さん」の意味、そして「こいさん」は「末のお嬢さん」の意味です。
私〔夫〕の愛読書、牧村史陽(しよう)先生の「大阪ことば事典」によると...
イトハン(名) お嬢さん。「いとけない」または「いとし児」の「いと」から出たものであろう。〈中略〉また、トウサンともいう。そして、その数が多くなってくると、姉イトハン・中イトハン・小イトハンと区別する。〈後略〉
コイサン(名) 末のお嬢さん。こいとさんの略。〈中略〉また、コイチャンとも。
と明確な語義の説明があります。
ちなみに...「様」の転訛である「ハン」の上にくる語の語末の音にはルールがあって、トウサンを「トウハン」、コイサンを「コイハン」とは言いません。
ご興味のある方は上記の「大阪ことば事典」、「ハン」の項をご参照ください。(谷崎潤一郎さんの「細雪」での誤用を指摘している有名な項です。)
ところで...私自身は船場言葉ネイティブではありませんが、「ハン」の使い分けなどが自然にできるのは小学生のころに白黒テレビで見た「番頭はんと丁稚どん」のおかげだと思います。(この番組の「崑松」役で大村崑さんが絶大な人気を得ました。)
きっと、脚本家の花登筐(はなと・こばこ)さんが船場言葉に通暁しておられたのでしょう。
「番頭はんと丁稚どん」の後、当時のテレビっ子たちは藤田まことさん主演の「てなもんや三度笠」に夢中になったものです。
脚本は「香川登志緒(かがわとしを)」さんが中心でした。晩年、香川登枝緒と改名なさいましたが、テレビのバラエティー番組にも出演されるようになり、上方の演芸や文化についての豊富な知識には感嘆しました。
そうそう、お店の前の柳の木が目印の、道頓堀(どうとんぼり)にあるお蕎麦屋、「今井」さんに入って夫婦で食事をしているとき、おひとりでお食事をなさっている香川登志緒先生を見かけたことがあります。
おいしそうに「おでん定食」をお召し上がりでした。
なつかしー。


