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バーニーズがやってきた!

バーニーズ・マウンテン・ドッグの子犬がわが家にやってきました!バーニーズと暮らす日々を写真中心にご紹介します。

氷上回廊  4

2020年8月4日(火) 《その4》

トランプとレディーは「水分れ(みわかれ)公園」を流れる高谷川(たかたにがわ)で水遊びをしています。

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朝の川は冷たくて...

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とても爽快。

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トランプを連れて、下流の方へ歩いてみます。

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ここが「水分れ」という名前の由来を示す場所。
右の細い流れをたどると約70㎞で日本海へ、私たちが歩いている高谷川の水は約70㎞で瀬戸内海へ達します。

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レディーが待っているところまで引き返しましょう。

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赤い橋をくぐって...

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朝の川遊びは続きます。

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《補 足》

「氷上(ひかみ)回廊」という興味深い地形のとらえ方があります。

地形図で兵庫県の加古川(かこがわ)市と高砂(たかさご)市の市境にある加古川の河口から、京都府の宮津(みやづ)市と舞鶴(まいづる)市の市境にある由良川(ゆらがわ)の河口までを川伝いに結ぶと、脊梁山脈で貫かれているはずの本州を瀬戸内海から日本海まで標高100m以下で結ぶことができる不思議な地帯が現れます。
これが「氷上回廊」です。

そして本州に降った雨が日本海に流れていくか、太平洋(瀬戸内海)へ向かうかの境になる曲線が中央分水界で、曲線が分水嶺となる脊梁山脈の峰を通っているのはご存じの通りですが...
その中央分水界がその「氷上回廊」を横切るのがトランプとレディーが水遊びをしているあたり、丹波市氷上町(ひかみちょう)の「石生(いそう)の水分れ」なのです。

つまり、本州ではほとんどの地域で1000m以上の標高を保っている中央分水界が、この地帯では100m以下の土地を通るという「日本一低い中央分水界」になっています。
氷上回廊については丹波市によるウェブサイト(https://www.tamba-hikamikairo.com/)で丁寧に解説されていますので、ご興味のある方はぜひご訪問ください。(説明図が実に秀逸!)

植物も動物も山越えよりも平地を進む方が楽なわけで、氷上回廊は太古の昔から日本海側と瀬戸内海側の生物を交流させて、この一帯の豊かな生物多様性に寄与してきたとのことです。

また、氷上回廊には縄文時代より前の旧石器時代のころから何千年にもわたる遺跡・遺構があって、人間にとっても狩猟、農耕、長距離の移動に適した一帯であったようです。

《蛇 足》

「回廊」という言葉に惑わされて、初めて「氷上回廊」という文字を目にしたときにはイメージがつかめませんでした。

回廊という単語で連想するのは、まさに「」という漢字の形通り「建物や庭のまわりをとりまく(屋根や天井のある)廊下」です。
どうして瀬戸内海から日本海へ向かう帯状の地帯が「回廊」と名づけられたのか...

「corridor」の日本語訳のひとつである「回廊」が選ばれたのではないかと思います。

corridor は「廊下、通廊」を表す言葉で、英和辞典には「回廊」という日本語訳をあげているものもありますが、この場合の回廊は「回廊地帯」(内陸国が他国の間を貫いて海などに達する細長い地帯)という訳語を略したものでしょう。

つまり「氷上回廊」に corridor という英単語はぴったりなのですが、回廊という日本語訳をあてたので、その形をイメージしにくくなったのではないでしょうか。
※ あくまで個人の感想です。ハハハ。




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