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バーニーズがやってきた!

バーニーズ・マウンテン・ドッグの子犬がわが家にやってきました!バーニーズと暮らす日々を写真中心にご紹介します。

DAISEN  10

2020年12月3日(木) 《伯耆町から帰宅 その1》

トランプとレディーは伯耆大山(ほうきだいせん)の山麓にある「HOTEL & RESORT 狗賓(ぐひん) 大山」さんで朝を迎えました。

夜半から冷たい雨が降ったりやんだりで、昨日の午後には見えていた大山の山頂が雲で覆われています。

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正面の入り口。

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朝食は昨夜と同じ、ワンコ連れ可能なレストランで。
おかずも豊富で、とてもおいしくいただきました。

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レストランは天井が高く、開放感があります。
銀色のお皿が2つ並んでいますが、ワンコ用の水。素晴らしいお心づかいです。
ごちそうさまでした。

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チェックアウトの時間は遅めの午前11時。外は雨ですし、広いお部屋でゆっくりくつろぎました。

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それにしても、「狗賓」とは興味深い言葉をホテルの名前に採用なさったものです。

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このホテルをネットで見つけたときには「くひん」と読むのかなと思いましたが、「狗(いぬ)を賓客として歓迎する」という意味なのだろうと独り合点して、ペットと泊まれるホテルの名前としてはぴったりだなぁと感心していました。

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その後、いろいろ調べてみると...「狗賓」は広辞苑にも載っている言葉で、その項には...

ぐ-ひん【狗賓】 天狗の異称。〈日葡〉

とあります。
(引用文献にある〈日葡〉とは、江戸初期にイエズス会の宣教師さんによって編まれた「日葡(にっぽ)辞書」のことで、日本語をポルトガル語で説明してあるそうです。)

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なるほど。「狗賓の狗」は「天狗の狗」だったのか...だから「ぐ」と濁音で読むのかもしれません。
ということは、狗賓さんのマークはヤツデの葉ではなく、「天狗の羽団扇」なんですね。

一時期、話題になった笹間良彦さんの「図説 日本未確認生物事典」の「天狗の記録の大概」によると、天狗とは大昔の中国では雷のような大音響を発しながら流れる流星のこと。(それは日本書紀の記述でも確認できます。)

そして狗の字をあてるようになったのは、その流星が落下した地点に狗(いぬ)のような妖怪がいる、と考えられたからだそうです。

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そうすると、長い鼻、赤い顔の天狗や、烏天狗は日本独自のイメージで、本来の天狗は犬のような姿と想像されていたようですね。

さらに同事典の「天狗界の様子」によると「甲子夜話(かっしやわ)」には狼の年劫経たものが下級の天狗、ハクロウ(白狼)となること、そして天狗たちが物を買う銭はハクロウが山で作った薪を売ったり、登山する人を背負ったりして得た銭を用いることなどが記されています。(天狗も資本主義社会の一端を担っているとは知りませんでした。)

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さらに「甲子夜話」には青森県の恐山には「ぐひんどう(狗賓堂)」があり、ハクロウがもたらす災いから免れるよう祭礼を行うことも述べられています。このあたりに狗賓の「賓」の字のいわれがありそうに思ったのですが...私のリサーチはここで力尽きました。

また、ネット上には「狗賓は狼の姿をしており、犬の口を持つ」という情報もあるので、このホテル入り口にある像は狗賓のこの姿を表しているのかもしれません。口についてはマスクで確認できませんでした。ハハハ。

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のんびりしたひとときは続きます。

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《蛇 足》 ※ 以下はすべて個人の感想です。

...昨日の夕食について、お話しします。

まずいちばん大きな問題は、コースのお料理が出てくる間隔が異様に長かったことです。午後6時にはじまって、終わったのは8時30分。昨日アップした記事の写真にもありますが、トランプもレディーもあまりの時間の長さに熟睡してしまいました。
最大の間隔は20分超え...私たちは食事をしながらお酒を飲む習慣がありませんから、間が持ちません。

さらに、料理の火の通しぐあいや味つけに違和感がありました。
これは全くの邪推ですが、シェフがコースの構成や盛りつけをイラストで指示したものをもとに、料理経験の浅い人が困惑しながら調理している光景が目に浮かびました。
味つけが薄すぎたり、濃すぎたりしたもの、火を通しすぎた素材も何点かありました。

また、お食事の量も極端に少なかったと思います。私は小柄で小食な方ですが、それでももの足りませんでした。(ガッチリ体型の夫はお部屋に戻ってから、昨日と今日、鳥取で買ったものを冷蔵庫から出して食べなおしていたくらいです。)

不安な気持ちで長時間放置されると、人は本性を現すものです。
ついには、お食事をサービスする係の人が何も持たずにやたら歩きまわっている姿まで気にさわりました。

翌日、朝食のときにホテルの男性スタッフが私たちのテーブルにお越しになって、昨夕の謝罪がありました。
要約すると、「昨日の夕食は提供するのに時間がかかって申し訳ありませんでした。いろいろとトラブルがありましたもので。」という内容。料理の質や量については言及がありませんでしたが、食事中ということもあって私たちから質問はしませんでした。

夫には謝罪の際に彼が自分の役職や立場を述べなかったこと、トラブルの具体的な理由を述べなかったこと、話す際、床に片膝をつく姿勢だったことが気に入らないようでした。
「あれはきれいなお姉さんのいるクラブのウエイターの姿勢で、ちゃんとしたホテルのスタッフがするようなことやないね。まあ、僕はそんなお店に行ったことがないから、人に聞いた話やけど。」だそうです。

どうして、夕食の途中でお客さんに注目させて、事情をお話しなさらなかったのでしょうか。
たとえば、あくまでたとえばですが「本日、調理に使うスチームオーブンが故障しましてお料理を作るのに時間がかかっております。まことに申しわけございませんが、ソフトドリンクをご提供しますので気長にお待ちいただければありがたいです。」という一言があれば、上品な感じのお客さんばかりでしたから、きっとみんなニコニコと快諾してくれたと思うのですが...

このホテルは建物、お部屋、自家泉源の温泉、その他の施設も群を抜いて素晴らしく、私たちが経験した「ペット宿」のなかでは最高峰です。
スタッフさんたちも礼儀正しく、フレンドリーで気持ちよく接客してくださいました。

だからこそ、夕食の内容とその対応が残念でなりません。
帰ってからいわゆる「口コミ」も見ましたが、お食事についての悪い評価は見あたりませんでした。(私たちの感想も朝食については五つ星です。)

今回のことは私たちに運がなかっただけで、初めて宿泊する狗賓さんで、ホテルとして今まで起こったことのないような設備の、あるいは人的なトラブルに遭遇したということなのでしょう。

再び狗賓さんに宿泊できる機会があって、そのときこのブログが続いていれば再度リポートします。
(そのためにも、トランプ、長生きしてね。)




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